ほぼ縫い合わせたところで、抜里へ送りました。
展示予定の場所で膨らませてもらうことに。
いつもの妖精メンバーは小山さんの作品現場で大仕事をされており、今回は大石さんと兒玉さんが担当してくれました。
3人ともビデオ通話にあまり慣れてなくてバタバタ、フガフガ。
私はだいぶ大きな声を出していたらしく、スタジオの外を通る人がびっくりして目が合ったり。
こんにちは!(にっこり)
そしてすぐに送り返していただき、バルーンはもう横浜のスタジオに。
配送、お疲れ様です!
これも先々週。
どういう話の流れだったか忘れましたが、とくじさんが罠の話をしてくれました。
子供の頃にこの罠をしかけ、雛鳥などの野鳥を獲ったそう。
「こぶち」、「くびっちょ」などという名称で呼ばれるらしいです。
今では禁止されているようですね。
とくじ教授、絵を描いて解説してくれました。
が、私たちがわかったようなわかんないような顔をしていたからか、
次の週には実際に「くびっちょ」を作っておいてくれました。
中央にある赤い実が鳥を誘い込むための餌です。
周りには小枝で柵が作られています。
このサイズだと可愛らしいですね。
でももっと本気(マジ)なときは、太い枝の強いしなりを利用します。
すると、獲物の首を挟む力も強く。。。
ご想像におまかせします。
先々週、抜里に行ったとき、小山真徳さんの制作現場にお邪魔しました。
抜里駅からちょっと歩いた河原に黙々と作業していらっしゃいました。
やべー。(賞賛)
この写真から2週間たっているので、今頃はまた違う景色になっているのでしょう。
完成イメージをちょっと聞かせてもらいましたけど。
うん、あ、そうなんだ、やっべーな。
制作のための休憩所だそうです。
(関口み〜)
見てるこちらをポカーンとさせる規格外のエネルギーは、昨年参加されていた関口恒男さんを彷彿とさせてくれます。
二人がコラボレーションしたら建国できちゃうかもな、などなど妄想が止まりません。
キャップの方が小山さんの制作サポートしている元・大工さんの「ぶんちゃん」。
若い頃、川向こうの集落と戦争(河原の石を投げ合う)をした話をしてくれているところ。
友達の頭に大きい石が命中して流血して大変だった、とケラケラ笑っています。
川向こうの集落には県道が走っているぶん、社交的な生活をしていて悔しかったそうで。
ぶんちゃんの話を聞いているのが主催のクロスメディアしまだ・兒玉絵美さん、その手前が参加アーティストの木村建世さん。
木村さんも私と同じく今年で4回目の参加になります。
毎年1つの駅を選んでその周辺に住む方たちにインタビューをしてまわり、その話をもとに短編を執筆し、文庫本サイズの本を制作しています。
できた本は駅のホームに設置され、来場者は持ち帰ることができます。
今年は塩郷駅だそうです。
(これまで執筆した駅にも引き続き展示されるかも。詳細は公式サイトで)
続いてサヨばあちゃんの休憩所のサヨさんにご挨拶。
昨年展示をさせていただき、今年もまたお世話になります。
チームサヨ、テキパキと溌剌としてていつも驚かされます。
休憩所だけど神社っぽい。
今回は模型やミシン持参だったので車で抜里入りです。(検査も済ませて)
まずは、模型を使って改めてみなさんに作業の説明を。
今日は仮縫いをやってもらう日。
これはなかなか大変なので、縫わなくても留めるのを目標にしてもらいました。
まずは中年以降の人類の前に立ちはだかる「針に糸を通す」という壁。
その壁に挑んだ者だけが獲得し得る「通った!」という喜び。
このあと “針に糸を通す係” が登場し、作業効率アップ。
うちでも雇いたい。
ふとダジャレが止んで静かになると、あれ?大丈夫?どしたん? と心配になります。
そんなときは、自分たちでも心配になるようで「あっ、シンとした!」と、誰かが静寂をかき消し、何事もなかったように再びダジャレが続きます。(エンドレス)
これが健康の秘訣かもしれないな。_φ(・_・
みんなは手を出さない直線仮縫いに挑むカーシ君と、アシストするノボル君です。
カーシ君は自分でも作品を作ったりするので、ミシンだって大丈夫。
このミシンは私のばあちゃんの形見。
ばあちゃん、こんな年下の男性に使ってもらってニヤニヤしてるに違いねぇ。
ミシンはカーシ君に任せて、ほかのみんなには旧作のバルーンを見てもらいまいした。
風の影響も実感してもらえたよう。
展示場所の候補の場所を見に。春だねえ。
作業場に戻ると、「りさ!糸がない!」とカーシ君。
ふふふ。
おはようございます。
朝ですよ。
今日もはりきっていきましょう。
ちなみに、抜里では朝7時に音楽(野ばら?)が流れます。
朝9時、防災センターの2階に集合。
すぐに作業開始です。
(さとうさん、厳しい!)
あっというまに裁断が終了したので、次は線引きです。
ちょっと細かい作業ですが、ゆっくりで大丈夫!
(と、言いながら厳しい!)
アシスタントのダジャレも甘やかしません。
と言いたいところですが、常に全員がそれぞれ発しているので追いつけません。
ラップみたいに速いんです。
地元の人じゃないとわからないディスりも入ってたりするから、しばらくしてハッとさせられたりする。奥深い世界。要研究。
それにしても暖かくていい天気。
今日も笑わせていただき、ありがとうございました!
作業も!